水道管の異変に気をつけて!水漏れ、破裂したときの対応をご紹介

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「水道代が異常に高くなっている」「水道管からシューという変な音がする」「水の出が悪い」このような異変の原因は水道管が水漏れを起こしている可能性があります。

しかし、水道管の水漏れの確認方法がわからない、水漏れを起こしていた場合の対処方法がわからないという方もいるでしょう。そこで本記事では、水道管が水漏れや破損した時の対応や水道管修理業者の選び方などを紹介します。

目次

水道管から水漏れする原因は?経年劣化や地震などがある!

水道管から水漏れする原因は?経年劣化や地震などがある!

そもそもなぜ水道管から水漏れが起きてしまうのでしょうか?その原因には以下の3つが挙げられます。

  • 経年劣化による破損
  • 地震による破損
  • 水の凍結による破損

それぞれの原因について解説します。

経年劣化による水道管の破損

経年劣化によって破損する

水道管は経年劣化によって破損することがあり、水漏れの原因の多くを占めると言われています。

住む地域や環境によって異なりますが、水道管の耐用年数は40年と定められていることがほとんどです。耐用年数が定められているということは使用する年数が長くなるほど破損しやすくなるということです。

水道管が経年劣化するとサビや腐食が発生し、サビや腐食が進行すると破損して水漏れが起きる可能性が高くなります。

地震による水道管の破損

地震によって破損する

地震によって水道管が破損し、水が漏れてしまうこともあります。

多くの家庭の水道管は地中に埋まっているため、地震によって地面に大きな衝撃が加えられると、衝撃に耐えられず破損する可能性があります。

しかし、近年は地震の衝撃に耐えられるように水道管を整備している自治体が多くあるため、小さな地震で破損することはほとんどありません。

一方で、築年数の古い住宅の場合は水道管が整備されておらず、小さな地震でも破損してしまう可能性があります。
地震直後に水道に異変を感じた場合は、水道管が破損していないかどうか確認するようにしましょう。

水の凍結による水道管の破損

水が凍ることで破損する

冬の寒い地域では、地上の給水管の水が凍ることで水道管が破損してしまうケースもあります。

給水管は常に一定の水圧がかけられるため、一部が凍ると給水管が水圧に耐えられなくなり破損します。

しかし、北海道や東北では給水管の水が凍らないように水抜栓で対策しているため心配する必要はほとんどありません。
一方で、それ以外の地域でで急に雪が降ったり冷え込むと、破損する可能性があるため注意が必要です。

水道管の水漏れをチェックする方法は?4種類の調べ方を紹介!

水道管の水漏れをチェックする方法は?4種類の調べ方を紹介!

では、水道管の水漏れはどのような方法で確認するのが良いのでしょうか?水道管の水漏れをチェックする方法は以下の4つです。

  • 水道料金に異常がないか確認する
  • 水道メーターを確認する
  • トイレやキッチンを実際に見て確認する
  • 業者に調査を依頼する

水道料金に異常がないか確認する

水道料金に異常がないか確認する

水道料金が異常に高い場合は水道管の水漏れを疑いましょう。

戸建やマンション問わず、水道局から「水道・下水使用等のお知らせ」という通知が届きます。この通知に記載されている水道料金が、他の月と比較して異常に高い場合は、水漏れが発生している可能性があります。

水道料金の全国平均は1ヶ月4,131円で、2ヶ月で1万円ほどです。そのため、水道使用量がほとんど変わらないにもかかわらず水道料金が1万円を優位に超える場合は、水道管が破損して水漏れが発生している可能性があります。

水道メーターを確認する

水道メーターを確認する

水道管が水漏れを起こしているかどうかは、水道メーターからも確認できます。

戸建の場合は住宅周辺の地面に「止水付メーター」と記載された蓋があるため、蓋を開けると確認できます。また、マンションの場合は、玄関のドア付近にある扉を開けると確認可能です。

水道メーターには「パイロット」と呼ばれる装置があり、水が流れると動く仕組みになっています。水道メーターを見るときは、蛇口を締めてから確認し、パイロットが動いていれば水漏れを起こしている可能性が高くなります。

また、近年はデジタル式の水道メーターを導入している住宅が増えていますが、デジタル式の場合は水漏れが起こると画面上で異常を示してくれます。このように、水道メーターを確認することでも水道管の水漏れをチェックできます。

トイレやキッチンを実際に見て確認する

トイレやキッチンを実際に見て確認する

トイレやキッチンは特に水漏れが発生しやすい場所です。水漏れの可能性があるときは、最初にトイレやキッチンなどの水回りを実際に確認しましょう。

トイレやキッチンを確認するときは、蛇口部分や給水管の繋ぎ目などを見ます。これらの場所が常に濡れていたり、水が染み出していたりすると水道管が水漏れを起こしている可能性が高くなります。

水道工事業者に調査を依頼する

業者に調査を依頼する

上記の方法で水漏れが発生しているかどうか調べたが特定できない方は、水道工事業者に調査を依頼しましょう。

場合によっては地中や床の下を調べなければならないことがあります。自分で調べるのが難しい場合に無理やり調べようとすると、逆に水道管に傷を付けてしまう可能性もあります。

水道管から水漏れした時はどうするべき?応急処置方法を紹介!

水道管から水漏れしたときにそのままにすると、自宅が水浸しになってしまいます。根本から治すためには業者に頼らなければなりませんが、その場でできる応急処置方法を紹介します。自分でもできる応急処置方法は以下の2つです。

  • 水道の元栓を締める
  • テープを巻いて漏れている箇所を塞ぐ

それぞれの方法について詳しく解説します。

水道の元栓を締める

水道の元栓を締める

水道管が水漏れしている場合、まずは水道の元栓を締めましょう。元栓から自宅の蛇口までの間で水道管が破損している場合は、元栓を締めることで、さらに水が漏れてしまうのを防げます。

しかし、元栓を締めると自宅の全ての水道が使用できなくなるため、すぐに業者に依頼して修理するようにしましょう。

テープを巻いて漏れている箇所を塞ぐ

テープを巻いて漏れている箇所を塞ぐ

水漏れしている箇所を特定できている場合は、テープを巻いて塞ぐことも有効的です。ホームセンターやインターネットで水漏れ専用の補修テープを購入することができます。

しかし、テープは耐久性が弱いため一時的な対処になります。水道の元栓を締めた場合と同様に、応急処置をしたらすぐに業者に依頼して修理しましょう。

水道管修理業者の選び方は?判断軸は3つ!

水道管修理業者の選び方は?判断軸は3つ!

上記でもあるように水漏れが発生したら、応急処置をした場合でもすぐに水道修理業者を呼ぶ必要があります。しかし、業者によっては必要以上に費用が高かったり、修理が完了するまでのスピードが遅かったりすることもあります。

そこで、水道管修理業者を選ぶ時の判断軸を3つ紹介します。

1. 修理にかかる費用

修理にかかる費用

水道管修理業者を選ぶときは、修理にかかる費用を確認しましょう。

修理の相場費用は、屋内の水道管破損であれば20,000円ほどです。屋外または屋内の壁や床に隠れている箇所であれば30,000円〜50,000円ほどとなっています。この相場費用を目安に修理業者を選びましょう。

また、水道管の破損を放置すると、さらに大きなトラブルとなり費用が大きくなる可能性があります。そのため、水道管が破損したらすぐに修理業者に連絡しましょう。

時間や破損部分に余裕がある場合は、複数の業者から見積もりを出してもらってから選ぶことをおすすめします。

2. 評判や口コミ

評判や口コミ

水道管修理業者を選ぶときは、実際に利用した人の評判や口コミが参考になります。評判や口コミはインターネットで検索すると調べられます。

しかし、評判や口コミが少なかったり、偽の口コミを投稿している可能性もあるため、信じすぎるのは良くありません。あくまでも参考として評判や口コミもチェックしておきましょう。

3. 修理が完了するまでのスピード

修理が完了するまでのスピード

水道管修理業者を選ぶ際、修理が完了するまでのスピードも非常に重要になります。修理業者に連絡する際、以下の2つを確認しましょう。

  • 自宅に到着するまでの時間
  • 修理にかかる時間

この2点が明確な修理業者であれば安心して依頼できます。一方で、曖昧な返答しかもらえない場合は、時間がかかる可能性があるため避けるのがおすすめです。

水道管の水漏れは正しい方法で対処しよう!

本記事では、水道管が破損し水漏れが発生した場合の対処方法を紹介しました。

水道管の破損の原因は経年劣化であることがほとんどです。そのため、どの自宅でもいつ破損してしまうかわかりません。

そして、水道管が破損した場合は直ちに業者に修理を依頼することが重要です。水漏れが発生した際は、本記事を参考にして正しい方法で対処しましょう。

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