「家の水回りって一体どこからどこまでなの?」
「水回りの間取りが整った家ってどんな家?」
あなたも水回りについての疑問を抱いていませんか?水回りの情報を知っておくと、今後どんな間取りにしたいのかを明確にできますよ。
そこで今回の記事では「水回りの間取りについて調べてみた8選」を紹介していきます。
水回りの間取りが気になる方、これからリフォーム・新築をお考えの方に必見の内容です!ぜひ、最後まで読み進めてください。
水回りとは?家の中で水を使う場所のこと
水回りとは、家の中で水を使う場所のことを指します。キッチン・浴室・洗面所・トイレなど、家の中で水を使う場面は毎日のようにやってきますよね。
私たちにとって欠かせない水回りは湿気に弱いので、傷みやすい場所であることは間違いありません。水漏れをしてしまっている箇所が1つでもあれば、床や壁が劣化してしまう恐れもあります。
そんな繊細な水回り部分には、こまめな掃除や定期的なメンテナンスをしていくことが大切です。
水回りの間取りについて調べてみた8選
ここからは「水回りの間取りについて調べてみた8選」を紹介していきます。
- 家事動線を意識した間取り
- 水回りを集中させた間取り
- 一直線の間取りを意識した間取り
- 部屋干しを配慮した間取り
- 脱衣所の間取り
- 洗濯が楽になる間取り
- お風呂が好きな人向けの間取り
- 水音が響きにくい間取り
ぜひ、あなたの家の間取りを確認しながらご覧ください。
家事動線を意識した間取り
家事動線とは、家事をしていく中で行き来している水回り動線のことです。
洗濯物を干す時、洗濯機のある部屋から干す場所まで移動しますよね。その動線こそが、まさに家事動線と呼ばれています。
たとえば、洗濯・お風呂・キッチンなどの水回りを1箇所にまとめることで、家事動線が最小限に収まりますよ。
家事動線で1番大切なのは、家事がしやすいかどうか。家事動線を意識した間取りであれば、家事もしやすく生活の質も上がっていくはずです。
水回りを集中させた間取り
水回りが集中している間取りは、忙しい家庭にぴったりの間取りといえます。キッチンと洗面所が近いと、ご飯を作りながら洗濯をすることもできますよ。
家事をする場所が近ければ、食事中に子供が服を汚してしまっても、すぐに洗濯機を回すことができるのが◎ですよね。
水回りが集中しているおかげで、メンテナンスがしやすいのも嬉しいポイントのひとつです。1ヶ所に集中している水回りは、家事に適していることは間違いないでしょう。
一直線の間取りを意識した間取り
水回りの動線が一直線な間取りは、家事の動きに無駄をなくしてくれます。たとえば、キッチンからパントリーと呼ばれる収納スペースまでの料理動線が一直線だと、家事をスムーズに行うことができますよ。
脱衣所からクローゼットまでの洗濯動線が一直線である場合は、めんどくさい洗濯も楽しくなるはず。
そんな一直線の家事動線は、家事をするストレスを減らしてくれます。一直線の間取りを意識して、家事の無駄を無くしていきましょう。
部屋干しを配慮した間取り
間取りで大切なのは水回りの動線だけではなく、日当たりが良いことも大切です。せっかく部屋干しをするのであれば、日が当たる部屋に干した方が早く乾いてくれますよね。
逆に日が当たらない場所に干してしまうと、乾きが鈍くなってしまい、気になる雑菌や臭いの原因を作り出してしまいます。
今後部屋干しに配慮した間取りにしたいという方は、日当たりが良い部屋がおすすめ。洗濯から部屋干しまで、全てひとつの部屋で簡潔できる間取りにしましょう。
脱衣所の間取り
脱衣所の間取りは広い水回りであればあるほど、家事動線を回避できます。
洗濯物の一連の流れである「洗濯機で洗う」→「干す」→「乾く」→「たたむ」→「しまう」の動作。この流れが離れた場所にあると時間がかかる他、ストレスを感じてしまいますよね。
そんなめんどくさい洗濯の流れを1つにするために、脱衣所が広い必要があります。広い脱衣所で洗濯がしやすい間取りは、洗濯を好きになるきっかけ作りになるはず。
洗濯ストレスを無くすために、脱衣所の水回りは広い方がおすすめですよ。
洗濯が楽になる間取り
次に、洗濯が楽になる間取りを紹介していきます。その間取りとは、ユーティリティスペースに、洗濯機が置けるウォークインクローゼットを作ることです。
ユーティリティスペースに洗濯機とウォークインクローゼットがあるということは、洗濯の一連の流れをひとつの部屋で済ますことができますよ。
洗濯機で洗った後は、すぐにハンガーで干すことができるので「たたむ」→「しまう」という工程を飛ばすことができます。効率良く洗濯をしたい方は、洗濯が楽になる間取りを検討してみると良いでしょう。
お風呂が好きな人向けの間取り
家に帰ったらすぐにお風呂に入りたい!という、お風呂が好きな方向けの間取りも存在します。
特に近年は感染症対策として、帰ったらすぐにお風呂に直行する方も増えているのではないでしょうか。リビングを通らずに、脱衣所とお風呂が近くにある間取りは嬉しいですよね。
脱衣所・お風呂・洗濯場所が近い水回りは、1つの場所で済ませることができるので、今の子育て世代に人気が高いといわれています。
すぐにお風呂に入りたい方や、お風呂が好きな方に、おすすめの間取りといえるでしょう。
水音が響きにくい間取り
水音が響きにくい間取りは、快適に部屋を過ごすために重要です。トイレ・キッチン・お風呂・脱衣所など、水回りの近くに部屋があるという方は、チロチロとした水音が気になりませんか?
特に、家族の寝室の近くに水回りがあると、起こしてしまわないか気を遣ってしまいますよね。そんな生活音の悩みを防ぐ間取りのポイントは、水回りの間取りを重ね合わせること。
どうしても水音がする場所と寝室が隣接してしまう場合は、クローゼットなどの収納部分を間に挟むなど、工夫をしてみると良いですよ。
水回りに役立つアイテム3点
ここからは、水回りに役立つ便利アイテムを3点ご紹介していきます。
- キッチンの便利アイテム
- 洗面所の便利アイテム
- 浴室の便利アイテム
筆者が使ってみて良かったアイテムを紹介していきますので、ぜひご覧くださいね。
1. キッチンの便利アイテム
まず、キッチンのシンク周りの便利アイテムを紹介していきます。そのアイテムとは、食器を洗う際に便利な折り畳みの水切りラックです。
食器を洗った後は、食洗機をかける方も多いのではないでしょうか。しかし、食洗機に入れる時に水が垂れてしまいがちですよね。
そんな時役立つのが、水切りラックです。水切りラックがあると、しっかり水を切ってから食洗機に移せますよ。キッチンの便利アイテムとして、ぜひ取り入れてみてください。
2. 洗面所の便利アイテム
次に、洗面所の便利アイテムについてですが、洗濯機上のデッドスペースに、ランドリーラックを置くことをおすすめします。ランドリーラックをデッドスペースに置くだけで、収納スペースに早変わりしてくれるのです。
洗濯機の上のデッドスペースを利用することで、洗剤・柔軟剤・タオルなどを収納できるので、洗濯時にすぐに手に取れるのが嬉しいですよね。
洗面所の収納スペースに困っている方は、ランドリーラックの設置を検討すると良いでしょう。
3. 浴室の便利アイテム
浴室の便利アイテムとしておすすめしたいのが、お風呂の壁を活用したアイテム。
備え付けの収納だけでは間に合わない方は、お風呂の壁に吊るしたり、貼ったり、吸盤で付けるだけで、しっかり収納場所として使用できますよ。
シャワーフックに挿すだけで使えるバスラックや、シャンプーやリンスの詰め替えを吊るして使用できるアームホルダーは、特におすすめのアイテムです。
お風呂の壁に設置できる便利アイテムを選ぶことで、お風呂掃除もしやすくなること間違いないでしょう。
家の水回りを確認してみましょう!
この記事では「水回りの間取りについて調べてみた8選」を紹介してきましたが、様々な水回りの間取りがあることがわかりましたね。
最後に水回りの間取りについて、下記でまとめていきます。記事のおさらいとして、ご覧ください。
- 家事動線を意識した間取り
- 水回りを集中させた間取り
- 一直線の間取りを意識した間取り
- 部屋干しを配慮した間取り
- 脱衣所の間取り
- 洗濯が楽になる間取り
- お風呂が好きな人向けの間取り
- 水音が響きにくい間取り
今住んでいる部屋の間取りを再度確認して、住み心地の良い水回りを目指しましょう!