熊本県和水町（なごみまち）は、九州の中央、熊本県の北西部にあります。
菊池川の清流や緑あふれる山々、自然が豊かであるだけでなく、福岡都市部までの交通アクセスがよいこともあり、移住先として注目されているエリアです。
今回は、熊本県和水町のふるさと納税返礼品や特産品をご紹介します。
「玉名郡（たまなぐん）和水町ってどんなところ？」
「おすすめの和水町ふるさと納税返礼品が知りたい！」
そんなあなたはぜひ参考にしてみてください。
「日本マラソンの父」の出身地「和水町」
熊本県北西部にある「和水町」は、九州自動車道菊水ICがあり、福岡空港まで約60分と交通アクセスのよいエリアです。
平成18年（2006年）に三加和町と菊水町が合併し、「和水町」が誕生しました。
生活用水の多くで地下水が使用されており、甘味のあるお米や野菜、そして美味しいお酒などの特産品があります。
そんな和水町は、「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三（かなくり しそう）さんの出身地。
日本人初のオリンピック選手であり、箱根駅伝の発案者でもある金栗さんは、グリコの「ゴールインマーク」のモデルの一人です。
和水町には、歴史を感じることのできる観光スポットがたくさんあります。
すべての出土品が国宝の「江田船山古墳（えたふなやまこふん）」や、古民家カフェのある「肥後民家村」。
パワースポット巡りができるとして注目されているのは、健康祈願のできる「八つの神様」です。
「目」や「歯」「手足」「胃」「命」など、体に関する神様が8ヵ所に祀られています。
＜和水町の基本情報＞
| 総人口 | 9,212人 ※令和5年3月時点 |
| 総面積 | 約98平方キロメートル |
| 特産品 | いきなり団子、米、野菜、菊水とうふなど |
| ご当地キャラクター | なごみん |
和水町の湧水スポット
和水町の湧水スポットは、平成21年度の「熊本県平成の名水百選」に選ばれた「中井川」などがあります。
そのほかにも平成16年度の「熊本の湧泉」に掲載された「竹の下の水」や「平井川」など、美味しい湧き水スポットがたくさんあり、遠くから湧き水を汲みに来る人も多く、「湧き水巡り」を楽しめるまちです。
和水町の水スポット「三加和温泉 なごみ乃湯」
「三加和温泉（みかわおんせん）なごみ乃湯」は、三加和温泉ふるさと交流センターにある温泉施設です。
熊本県ではおよそ8割の地域で湧いているとされ、和水町のある県北エリアはアルカリ性単純温泉が多いことで知られています。
県北エリアの中でも、三加和温泉なごみ乃湯のph値は10.9とトップクラス。
とろりとした肌触りの温泉で、「美肌の湯」「神経痛の湯」「スーパークレンジング温泉」などと呼ばれて人気があります。
三加和温泉なごみ乃湯には、露天風呂のある大浴場と6室の貸し切り家族風呂があり、無料休憩所や貸し部屋を利用することも可能です。
敷地内には宿泊施設「あいあい館」もあるので、のんびりと極上の湯を楽しんでみてはいかがでしょうか。
三加和温泉 なごみ乃湯の温泉情報は以下のとおりです。
| 泉質 | アルカリ性単純温泉（ph値10.9） |
| 温泉の種類 | 100%源泉かけ流し |
| 温泉の効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復、動脈硬化症、慢性皮膚病など |
| 美肌・美人効果 | 毛穴ケアや洗浄力、コラーゲン代謝アップなど |
詳しくは公式サイトをご覧ください。
■三加和温泉なごみ乃湯（ふるさと交流センター）
https://www.marumiya-g.co.jp/mikawa/index.php
和水町ふるさと納税返礼品
和水町のふるさと納税返礼品は、和水町の特産品や熊本の特産品などバラエティ豊富です。
和水町の特産品には、柔らかい新芽を使った「なごみの深蒸し茶」や、東京六本木の串揚げ料理店使用される「小玉スイカ」などがあります。
和水町のふるさと納税返礼品の中でも編集部おすすめの商品はこちらです。
- 和水町産無洗米ひのひかり
- 和水町産 荏胡麻油
- いきなり団子
- 熊本県産なごみ牛 小間切れ
- 丸美屋のこだわり納豆・豆腐の詰め合せセット
「和水町産無洗米ひのひかり」は、和仁川（わにがわ）流域で栽培された九州を代表するお米のひとつです。
1本ずつ手作りされた「和水町産 荏胡麻油」は、くせがなく食べやすいエゴマ油。
サラダや冷奴などのドレッシングなどに向いています。
「いきなり団子」は熊本ブランドのひとつで、あんことサツマイモを小麦粉ベースの皮で包んで蒸しあげた郷土菓子です。
和水町にある石原畜産の「熊本県産なごみ牛 小間切れ」は、新鮮さと柔らかさが自慢。
牛丼や肉じゃがなど、お好みのメニューでお楽しみください。
■ふるさと納税 / 和水町
https://www.town.nagomi.lg.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=531
大自然が生んだこだわり納豆・豆腐｜丸美屋
和水町に本社のある株式会社丸美屋は、「地球にやさしく、おいしさひとすじ 健康に奉仕する丸美屋」という経営理念のもと、地元九州に愛される納豆や豆腐などを製造・販売しています。
丸美屋商品のおすすめポイント
畑のお肉と呼ばれる大豆は、良質な植物性たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富な食材です。豆腐や納豆などの大豆製品は柔らかく消化吸収が良いため、子どもから大人まで幅広く親しまれています。
「もっちりあげ」は、汁物や煮物などに欠かせない油揚げ。熊本の名産である「南関あげ」を使いやすいようにカットし、もっちりした食感に仕上がっています。
普通の油揚げとは異なり水分が少なく、常温保存が可能で長期保存に適しています。
「宗家キムチ」は本場韓国のトップブランド。日本人好みの味になるように、旨味や酸味などを調節されています。
自家製豆腐を「田舎もろみ」に約40日間漬け込んだ「豆腐のもろみ漬け」は、もろみのコクとうま味がクセになる絶品珍味です。
丸美屋商品を買うなら和水町緑彩館
丸美屋が運営する和水町緑彩館では、丸美屋の豆腐や納豆を格安で販売しています。
地元の農家さんが毎朝納品してくれる採れたて野菜や季節のフルーツ、手作りのお惣菜やお弁当などもそろっているので、ぜひお立ち寄りください。
■三加和温泉なごみ乃湯・緑彩館
https://www.marumiya-g.co.jp/mikawa/ryokusaikan.php
＜特産品＞桜花、菊花、梅花、赤酒｜花の香酒造
ここでは、「花の香酒造」の看板商品である「桜花」「菊花」「梅花」「赤酒」をご紹介します。
「花の香酒造」は菊池川流域に蔵を構える老舗酒造メーカーで、和水町唯一の造り酒屋です。
神社の湧き水と神社所有の田んぼで獲れたお米で酒造りをスタートさせ、明治35年（1902年）に「神田酒造」が誕生しました。
平成4年（1992年）に社名を「花の香酒造」と変更し、現在は神田清隆社長が蔵元6代目を務めています。
花の香酒造のお酒は、和水町で自然栽培したお米と同水域の水を使った「和水町だからこそ生まれたお酒」。
花の香酒造の地酒ブランドであり、国際的なコンクールで高評価を得ている「花の香」シリーズから3種類をご紹介します。
～花の香「桜花」～
和水町で獲れた「山田錦」を50％まで精米し造られた純米大吟醸です。
「9号酵母」（熊本酵母）と「1801酵母」で醸（かも）しており、華やかな香りと透明感、切れの良い後味が特徴。
日本酒コンクール「Kura Master」第1回（2017年度）純米大吟醸部門の最高位であるプラチナ賞、さらに審査員特別賞を受賞しています。
JALのファーストクラスの機内酒に採用されたお酒なので、空の上で味わえるかもしれません。
～花の香「菊花」～
和水町産「山田錦」（麹米50%、掛米60%）を使い「9号酵母」で醸した純米吟醸酒です。
食べ物との相性がよく、ほんのりとした和風の柑橘系の香りや上品な旨味を楽しめます。
～花の香「梅花」～
和水町産「山田錦」をなんと35%まで精米した、「花の香」の最高峰である純米大吟醸です。
華やかで品のあるフルーティーな香りが特徴なので、食前や食後の1杯にいかがでしょうか。
「赤酒」
日本古来の「灰持酒」（あくもちざけ）のひとつで、肥後の御国酒として知られる「赤酒」の復刻版です。
「赤酒」は、お屠蘇やお神酒などの「ハレの日のお酒」として、古くから熊本の人々に愛されてきました。
食品用の木炭を使用するため赤みがかった色合いをしており、濃厚な甘みととろりとした口当たりを楽しめるお酒です。
花の香酒造は見学＆試飲も可能
花の香酒造は見学や試飲をすることができます。
お店の中はこんなにオシャレ！
バーカウンターでは座ってじっくりと3種のお酒を飲み比べ（テイスティング）できます。
（試飲は有料です）
花の香酒造を訪れ、お好みのお酒を選んでみてはいかがでしょうか。
（現在、ふるさと納税返礼品でのお取り扱いは停止しております。)
■花の香酒造
https://www.hananoka.co.jp/
なごみの時間があるまち「和水町」を応援しよう
和水町は、名前の通り「なごみ」の時間が流れるまちです。
ご紹介した以外にも、さまざまな和水町ふるさと納税返礼品があります。
ふるさと納税で「和水町」を応援してみませんか。
